思春期に経験することの多い皮膚の炎症性疾患
ニキビは、思春期に経験することの多い皮膚の炎症性疾患。
医学的には、尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という。
日本における尋常性ざ瘡の平均発症年齢は13.3±1.9歳で、男女差はありません。
どちらかと言えば、オイリーになりやすい男性のほうがにきびはできやすいです。
赤い 丘疹(きゅうしん)、 膿疱(のうほう)、 痂皮(かひ)、
嚢腫(のうしゅ)、 瘢痕(はんこん)、色素沈着など
さまざまな発疹が同じ場所に混在してみられるのが特徴です。
かゆみなどの症状はありません。強いかゆみを伴う場合は、
毛嚢虫によるざ瘡が疑われます。
ニキビの初期症状
毛穴がつまることにより毛穴の内部に皮脂がたまってしまい
皮膚表面に白く盛り上がった状態になったもの。
角栓によって塞がった毛穴の内部に皮脂が溜まりつつある状態。
一般にはコメドと呼ばれ、この段階になると肉眼でニキビ発生が確認できるようになります。
頻発するようなら根本治療が必要。今後の予防を考えると、
女性ホルモン優位の状態が維持できるようにホルモンバランスを整える治療法が最適でしょう。